地元LOVEじゃなかった私が、地域の仕事にハマった理由【社員インタビュー038】

「地域のために働きたい、という思いが最初から強かったかと言われると、正直そうではありませんでした」

そう話すのは、入社5年目の編集職・佐々木さん。東京で生まれ育ち、地方に住んだ経験はありません。入社前、佐々木さんにとって「地方創生」や「地域活性化」は、どこか自分には少し遠い言葉だったといいます。
それでも今、佐々木さんはさまざまな地域メディアに関わる中で、「行ったことがない場所なのに、行ったことがあるような感覚になる」と、仕事の面白さを感じています。

最初から強い地元愛や使命感がなくても、地域の仕事に関わることはできるのか。仕事を通じて、地域への見え方はどう変わっていくのか。佐々木さんに、入社前の本音から現在の手応えまでを聞きました。

インタビュイー:ローカルパワーエンジン株式会社 佐々木さん(編集職、30代男性)
取材・執筆:三木

目次

地方創生は、どこか自分から遠い言葉だった

ーー入社前、「地域貢献」や「地方創生」という言葉に、どんなイメージを持っていましたか?

佐々木

最初は、行政や自治体が中心になって進めるもの、というイメージが強かったです。民間企業や個人が地域に関わることもあるとは知っていましたが、自分ごととしてピンときていたかというと、そこまでではありませんでした。
僕は東京出身で、東京以外に住んだことがないんです。なので、地方創生とか地域活性化と言われても、正直、少し距離がありました。

ーー地域への思いが、最初から明確にあったわけではなかったんですね。

佐々木

もちろん、まったく興味がなかったわけではありません。
ただ、「地元が大好きで、その地域のために何かしたい」というタイプではなかったです。だから、地域貢献という言葉にも、少しハードルを感じていたかもしれません。

入社の決め手は「地域への使命感」ではなかった

ーーそんな佐々木さんが、ローカルパワーエンジンに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

佐々木

もともとWebメディアの編集や運営、ライターの仕事をしていました。フリーランスで仕事をしていた時期に、地域活性化や地方創生に関わる仕事の話を聞く機会が何度かあったんです。そこで初めて、「民間企業でも、地域に関わる仕事ができるんだ」と知りました。
その後、改めて仕事を探していたときに、ローカルパワーエンジンを見つけました。地域に関わる仕事という部分も気になりましたし、自分がやってきたWeb編集や記事制作のスキルが活かせそうだなと思ったんです。

ーー入社を決めた理由は、どんなところにありましたか?

佐々木

一つは、代表と話したときにコミュニケーションが取りやすいと感じたことです。
はじめは正式な面接というより、まずはフランクに話を聞かせてもらうような場でした。そこで印象的だったのは、こちらの話をきちんと受け止めながら、一人の相手として向き合ってくれたこと。その姿勢にすごく安心感を覚えたんです。
もう一つは、会社の規模感ですね。コンパクトで距離が近そうなところが、自分には合っているなと感じました。誰かと話したいときにすぐコミュニケーションが取れそうで、そういう環境の方が働きやすそうだなと思ったんです。

東京出身だからこそ、フラットに見えることがある

ーー入社後、地域メディアの仕事に関わってみて、最初に感じたギャップはありましたか?

佐々木

前の仕事では、一つのメディアを大きく育てることに集中していました。でもローカルパワーエンジンでは、複数の地域メディアを並行して見ていきます。前職とはまったく違う進め方だったので新鮮でしたし、複数の案件をパッと切り替えていくリズムが、やってみたら意外と自分に向いていたんです(笑)。

ーー東京出身であることが、逆に活きていると感じる場面はありますか?

佐々木

僕は地方に対する前提情報が少ない分、「初めてその地域を知る人」の目線に立ちやすいのかもしれません。
その地域に住んでいる方にとっては当たり前のことでも、外から見ると「ここはもう少し説明があった方が伝わるかも」と気づける。それは、今の仕事で確実に活きている自分の強みですね。

行ったことのない街が、少しずつ身近になっていく

ーー働くうちに、この仕事の面白さを感じるようになったのはどんなところですか?

佐々木

いろいろな地域の解像度が上がっていくところですね。
入社当初は関東近辺のエリアが中心でしたが、そこから少しずつ仙台、福岡、東海エリアなどへ広がっていきました。そうすると、今まで気にしたこともなかった地域のお店や施設、その街がどこにあって、どんな場所なのかが少しずつわかってくるんです。
行ったことはないけれど、なんとなく土地勘ができていく。そこが、個人的にはすごく楽しいです。

ーー実際にその地域へ行ったときの見え方も変わりそうですね。

佐々木

変わりますね。例えばプライベートで旅行に行ったときに、「あ、このあたりって記事で見たエリアだ!」と気づくと、テンションが上がります(笑)。
僕たちが扱うのは有名な観光地ばかりではなく、地域の方が普段通っているお店や、生活の中にある場所も多い。だからこそ、観光地とは違う身近さがあるんですよね。
普通に生活していたら知らなかったかもしれない場所を、仕事を通じて知っていく。その感覚も、この仕事にハマった理由の一つかもしれません。仕事を通じて、知らない街が少しずつ「自分の知っている場所」に変わっていくのが、面白いんです。

「地域のため」は、大きな言葉じゃなくていい

ーー仕事を通じて、地域活性化への見方は変わりましたか?

佐々木

変わりましたね。
入社前は「地方創生」という言葉に、少し構えていたところがありました。一見、地域のために見える取り組みでも、よく見てみると「本当に地域のためになっているのかな」と感じるケースを見たことがあったんです。
でも実際に地域の方と関わると、本気で自分の街を大事に思っている人たちがいる。そういう方たちと出会って、自分が持っていたイメージは、本当に一部の見方でしかなかったんだなと思うようになりました。

ーー具体的に、そう感じた出来事はありますか?

佐々木

取材をきっかけに、お店の方とライターさんの交流が続いたり、そこからまた別のつながりが生まれたりすることがあるんです。
ほんの些細なきっかけかもしれませんが、記事を通じて地域の中に新しい関係が生まれる。その循環の一部になれている感じが、すごくうれしいですね。
「地域のために働く」と聞くと大きなことを想像しがちですが、こうした小さなつながりを生むことも、地域に関わる仕事の一つなのだと思います。

興味があるだけでも、十分すぎる動機になる

ーー「地域貢献に興味はあるけれど、そこまで強い地元愛があるわけではない」という人に、どんな言葉をかけたいですか?

佐々木

僕自身も、その地域に住んでいる方と比べたら、熱量は全然違ったと思います。
でも、少しでも興味があるなら、それだけで十分すぎる動機だと思うんです。ローカルパワーエンジンには、その興味を少しずつ育てていける環境があると思います。
ここまで読んでくれた方は、きっともう何かしら興味がある方ですよね。その気持ちがあるなら、あまり難しく考えすぎずに、「ちょっと面白そうだな」くらいの気持ちで、まずは一度エントリーボタンを押してみてほしいです。

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