ライターと繋がり続けたい、から始まった編集の委託【社員インタビュー017】

2021年3月に、ローカルパワーエンジンに入社した佐々木さん。

各地域のライターを取りまとめる編集の役割を担っていましたが、編集業務を卒業したライターへ委託したことで、さまざまな人とのつながりに価値を感じる経験をしています。

編集業務の委託で経験した人とつながることの価値と、自分の仕事を手放すことで見えた相互作用について、興味深いお話をうかがいました。

インタビュイー:ローカルパワーエンジン株式会社 佐々木さん(編集職、30代男性)

取材・執筆協力:光さん(ひかる・ライター)

目次

きっかけは優秀なライターとの契約が終わってしまったこと

――編集業務をライターさんに委託することにしたきっかけを教えてください。

佐々木

ライターさん自身の引越しや、妊娠・出産がきっかけでした。
ライターさんは各地域にいらっしゃいますが、どうしても家庭の事情等で契約を終了することがあります。
しかし、引き続きお仕事をお願いしたいと感じるライターさんに、何か頼めないかと考えたんです。

佐々木

それまで記事の作成をライターさんにお任せし、それを取りまとめる編集業務を私が担当していました。各地で運営するメディアが増え、編集業務のボリュームも増えてきたんですね。そこで「そもそも、編集の仕事も委託できるのではないか」と発想を転換し、試しにやってみたのがおよそ2年ほど前。各地で活躍するライターさんが契約終了となるタイミングと、運営するメディアが増えてきた時期がたまたま合致したのが始まりでした。

――ライティングと編集の仕事は違うと思うのですが、実際に委託してみていかがでしたか?

佐々木

実際にやってみたら、すごく良かったんです。自分の手があいたことで別の仕事ができるようになり、結果的に会社に貢献できるというプラスのループが生まれました。

編集をお任せする基準はスキルよりも

――編集を委託するライターさんを選ぶ基準があれば教えていただけますか?

佐々木

プラスアルファのコミュニケーションが取れる人はやっぱり頭に浮かびますね!基本的にライターさんは、皆さん意欲的な方ばかりで、記事そのもののクオリティにそれほど差はありません。常識的なコミュニケーションを取れる方ばかりなので、どなたに頼んでも問題はないと感じます。その上で、プラスアルファのコミュニケーションを取ってくれる方は気持ちがいいですね!

佐々木

たとえば、修正依頼をお伝えした際「はい、わかりました。」だけでももちろん十分ですが、どこか作業っぽいんですね。いっぽうで「確かにそのほうがわかりやすいですね!」というようなプラスで何かひとこと加えてくれるような方は人柄の良さを感じます。編集業務にはライターさんとのやり取りを通じて、ライターさんにスキルアップしてもらうという役割もあります。だから委託をお願いするライターさんを選ぶ基準はスキルより人柄の比重が大きいですね。

ライターさんとの人間味のあるコミュニケーションに感謝

――実際にライターから編集に仕事が変わったライターさんからは、どんな反応がありましたか?

佐々木

反応は良かったです!もともと意欲的なライターさんが多く、手が空いていると積極的に「何かできることはありますか?」と聞いてくださることがとてもうれしいです。編集のお仕事量が増えるライターもいて、モチベーションアップにつながっていると思います。

佐々木

現在の委託している方々は、もともと地域のライターさんだった方がほとんどで、お店の方や地域の人とつながることに喜びを感じる人ばかりです。だから、各地域のライターさんととても楽しそうにやりとりをされています。ライターさんへ修正の依頼をするにも、人間味のあるコミュニケーションを取っていて、やり取りを見ていても非常に気持ちがいいです。そのような編集の方には、さらに別の仕事をお願いしたくなりますね。

次回は、編集を委託したときの苦労話や今後について紹介します!

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