2024年4月に新卒で入社し、社会人として成長を続けている田中さん。日々多くの業務を担当しながらも、新しい挑戦にも意欲的に取り組む彼女は、仕事を通じてなにを感じ、どのように成長しているのでしょうか。会社の魅力や課題、さらに「読書感想文」という課題への取り組みについても伺いました。
インタビュイー:ローカルパワーエンジン株式会社 田中さん(アシスタント職、20代女性)
取材・執筆協力:中島宏明さん(ライター)
会社の好きなところは「経験を積めること」

――会社の好きなところは、どんなところですか?

この会社の好きなところは、個人に任される仕事が多いことですね。「多い」というとネガティブに捉えてしまうかもしれませんが、そんなことはないです。年次や立場に関係なく、社員一人ひとりに仕事を任せる文化があるので、早い段階から実践を通じて多くの経験を積むことができています。やはり、実務からしか学べないこともたくさんあります。



また、私のような新入社員でも、必要な意見ならちゃんと反映してもらえるのも嬉しいです。なにかを変えたいとき、遠慮せずに提案できる環境があるので、自分の考えを発信しやすいですね。今では遠慮せず意見を言っています(笑)



一方で、任される仕事が多い分、一人で担当する業務量の多さが課題になることもあると感じています。急な欠勤はだれにでもあることなので、仕事をだれかと共有できる仕組みがあれば、もっと効率的に進められると思います。
読書感想文を通じて学んだこと


――会社の課題で読書感想文があると聞きましたが、課題はやりましたか?



毎月1冊の読書感想文の課題があって、約2000文字の感想文を書かないといけません(汗)



最初はとても大変で、アウトプットを意識しながら本を読むことがなかったので、最初の1冊は4週に分けて取り組みました。でも、段々と効率よく読むコツが掴めてきたと思います。読書中に気になった箇所に付箋を貼って、内容を整理するようにしています。



最近特に印象に残ったのは、稲盛和夫さんの自伝です。追い込まれたときのマインドセットについて学ぶことができ、私自身の考え方も変わりました。今では、通勤時の読書が習慣になっていて、仕事にも活かせるような視野が広がりました。



課題を通じて身につけたアウトプット力も、今後活かしていきたいです。感想文を書くために思考を深める習慣がついたおかげで、普段の仕事でもアイデアを出しやすくなったと思います。意見を言いやすく、聞き入れてくださる会社なので、これからも遠慮せずに伝えていきたいと思います。