「地域で働く」をもっと豊かに!ローカルパワーエンジンの想いと展望【社員インタビュー020】

ローカルパワーエンジン株式会社の成長の裏側には、数々の試練と挑戦がありました。今回は、同社が迎えた危機と、それをどう乗り越えたのか、さらにこれから目指していく未来について、代表の曽根田太郎さんに伺いました。

インタビュイー:ローカルパワーエンジン株式会社 代表取締役 曽根田太郎

取材・執筆協力:阿部

目次

順風満帆から一転、経営の壁に直面

――これまでの中で、会社にとっての危機はありましたか?

曽根田

はい、大きな転機となる出来事がありました。ある時期、サービスへの反響が大きく、新規でのご契約を続々といただくことができました。このままだと編集が足りなくなると、勢いに乗り、社内メンバーを増員したのですが、ご契約をいただくのが止まったのです。
コストは膨らみ、売上は伸びず、財務的には非常に厳しい状況に。これは経営者として非常につらい時期でしたね。

――そこからどうやって立て直したのでしょうか?

曽根田

まずは現状をしっかりと把握し、早急に資金の見直しを行いました。まずは当面の運転資金を確保するため金融機関からの融資を受け、そこから固定化された費用を変動費化するようすすめました。苦しい決断もありましたが、なんとか危機を乗り越えることができました。
私たちの強みは「地域に根ざす」という姿勢であり、それを理解してくださるパートナーや社員の支えが大きかったです。

これからの目標は「日本地図を埋めること」

―今後の展望について教えてください。

曽根田

まず第一に、「地元紹介丸投げパック」を全国に広めていきたいと考えています。現在は関東を中心に、大阪や仙台まで展開を始めていますが、最終的には日本全国で使っていただけるよう、告知活動を強化していきます。
最終的には、47都道府県全てで利用いただき、日本地図を塗りつぶせることが当面のゴールイメージです。

曽根田

また、地域に貢献したいという思いを持ち、活動をしている企業が、うまく自社の魅力を発信できていないという課題も見えてきました。私たちがそうした企業の魅力を見出し、代わりに発信まで行うことで、地域密着企業の良さを広め、地元での採用にもつなげていけるようにしたいと考えています。
単なる集客支援ではなく、地域との関係性や企業の姿勢そのものを伝える役割も果たしていきたいですね。

一人ひとりのスキルを「地域の力」に変える

――人材採用についてはどのように考えていますか?

曽根田

今後は人材採用にもさらに力を入れていきます。
社員には、余裕を持って仕事に取り組んでもらい、その中でスキルアップしてもらうことが大切。無理なく仕事をこなすことで、長く続けられる働き方を実現したいと考えています。
そして、社員にはどこに行っても活躍できる力を身につけてほしいですね。

――どんな人に集まってほしいですか?

曽根田

まずは「地域に興味を持っている人」。お金を稼ぎたいというよりも、「誰かのために」「地域を元気にしたい」という思いを持っている人に集まってほしいです。

曽根田

また、「一つの仕事にとどまらず、いろんなことに挑戦してみたい」という人にも合っていると思います。経理や事務だけなど一つをやるのではなく、多岐にわたる業務に触れることができる環境がありますので、全体感をもって仕事に携わりたいという方にはやりがいを感じていただけると思います。
「新しいことをやってみたい」と手を挙げてくれた人には、なるべく実際の業務を任せるようにもしています。意欲ある人には、どんどん挑戦の機会をつくっていきたいですね。

地域に根ざし、柔軟で温かい働き方を提案し続けるローカルパワーエンジン。これからも、地域と人をつなぐ存在として進化していく姿が楽しみです。

私たちと一緒に働きませんか?

 

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